結婚をきっかけに、公務員を目指そうと思った話

転職の決断

🪶 本文

はじめに

結婚をしてから、人生の優先順位が変わりました。

仕事も大事だけれど、

「家族を守れる働き方って、何だろう」と考えるようになったんです。

現場で走り続けてきた頃は、自分のことで精一杯でした。

でも、誰かと生きるようになって、初めて“働き方”を見直すきっかけをもらいました。

転勤族という現実

僕の仕事は、現場が変われば勤務地も変わる。

全国どこへでも行く可能性がある、いわゆる転勤族です。

独身の頃は、それも仕事の一部として受け入れていました。

でも結婚してからは、

「次はどこへ行くんだろう」「また家を離れるのかもしれない」

そんな不安が頭をよぎるようになりました。

妻の不安と、僕の焦り

正直、妻も不安だったと思います。

引っ越しのたびに仕事を変え、知らない土地で暮らすことになるかもしれない。

僕も現場に出ていれば、家のことを任せきりになる。

「これで本当にいいのか」と、何度も自問しました。

そんなとき、思い切って妻に話しました。

「公務員を目指そうと思う。」

少し驚いた様子でしたが、

僕が真剣に話すうちに、静かに頷いてくれました。

「それなら、安心だね。」

その一言を聞いた瞬間、胸の中の重たいものがすっと軽くなりました。

守りたいのは、この“安心”なんだと気づきました。

公務員という選択

僕にとって、公務員を目指す決意は「逃げ」ではありませんでした。

家族を置いて転勤を続けるより、

一つの場所で、落ち着いて暮らす未来を選んだということです。

“安定”ではなく、“安心”。

それが、僕が選んだ理由です。

決意の夜

試験日程を調べ、勉強計画を立ててみる。

机に向かいながら、不思議と不安はありませんでした。

支えてくれる人がいる。

信じてくれる人がいる。

それだけで、前に進む勇気が湧いてきました。

あなたへ

もし今、同じように「家族の将来」を考えているなら、

立ち止まることは悪いことじゃありません。

働き方を変えるのは勇気がいるけれど、

それは“誰かを守りたい”と思う気持ちの証です。

僕にとって結婚は、

人生を変えるきっかけであり、覚悟をくれた出来事でした。

私のように結婚じゃないにしても、

きっかけや出来事は、突然現れます。

それは、この記事が一つのきっかけになるかもしれません。

🌱 まとめ

• 結婚をきっかけに、働き方を見つめ直した

• 転勤族としての不安は、家族の不安でもある

• 公務員を目指したのは、“安定”よりも“安心”を選んだから

プロフィール
ヘルメットの重さに疲れたあなたへ。 元・現場人のシャチクン🐋とシャークン🦈が、 余裕ある生き方のヒントを語ります
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