現場を辞めるとき、いちばん大きかったのは「不安」でした。
それでも僕が希望を選んだ理由と、そこから見えた新しい景色をお話しします。
辞める勇気が僕にくれたもの
🪶 本文
はじめに
「本当に辞めてよかったのかな?」
辞表を出した後の数日は、そんな気持ちがずっと頭の中をぐるぐるしていました。
現場に戻れば仲間がいて、仕事も慣れている。
それでも心のどこかで、「このままでいいのか?」という声が消えませんでした。
不安は、静かに押し寄せてくる
安定しているように見えた毎日も、実はギリギリのバランスで保たれていたんだと思います。
朝早く、夜遅く。
休みの日でも電話が鳴る。
身体も心も「もう少し頑張ればなんとかなる」と思い込んでいた。
でも、その「もう少し」が、どんどん自分を削っていきました。
それでも希望を選んだ理由
正直、不安は山ほどありました。
「次がうまくいかなかったらどうしよう」
「後悔したらどうするんだ」
誰かに止められたら、また迷っていたと思います。
でも、あの日の自分にだけは嘘をつきたくなかった。
“今のままでは変わらない” という現実を、ようやく受け入れられた気がします。
小さな一歩が、世界を変えた
辞めることで、失ったものも確かにありました。
けれど、それ以上に「自分の時間」「自分の選択」「自分の人生」を取り戻せた。
あのとき、不安よりも希望を選んだこと。
それが、今の自分をつくっています。
あなたへ
もし、いま同じように「辞めたいけど怖い」と思っている人がいるなら、
僕は声を大にして伝えたい。
不安はなくならない。
でも、「変わりたい」と思った気持ちは、嘘じゃない。
一歩踏み出すことでしか見えない景色が、必ずあります。
🌱 まとめ
• 不安はあって当然
• 自分を守るための「決断」も立派な勇気
• 希望は、行動した先でしか生まれない
▶ 辞表を出した日の話(前回の記事)



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